050way back to me!Chapter2.「Are you coming?!」
ただの日常といえばそれまでです。
Chapter2.「Are you coming?!」
女性の生理現象の話です。
直接的な言葉を書くので、嫌悪感を抱いたら読むのをやめてください。
わたしの月経周期的に、全く予定外の日に突然生理(月経)がきました。
おそらく、それなりに緊張していたのでストレスで体の調子が悪くなったのかと。
その日は、滞在最終日、ブロードウェイでthe LION KING(ライオンキング、ディズニーアニメが元、劇団四季でご存知の方も多いかと。)を見る予定で、昼に夜8時開場のチケットを買い、MoMAに行った時です。(MoMAモマ:日本人の発音ではまず伝わらないので、文字で見せて道を聞くのが良いです。ニューヨーク近代美術館、英語の頭文字でMoMAと表記されます。The Museum of Modern Art)
たぶん金曜の16時から20時、MoMAは無料開放されているので、お金がかからず見ることができます。
ライオンキングまで時間があったので16時に行ったんですが、私は、作品を見る前に、トイレに行き、そこで生理が発覚。
どうしよう、買える場所もわからない!!と焦り、かるくパニック状態。
一応、バスルーム、トイレに25セントの小銭2枚入れれば、ひとつは買えることが分かっていたんですが、ライオンキングを見た後は夜の11時近くなってしまうので、今買わないと買えなくなる!とおもい、女の子のスタッフを探しました。
女の子いたー!と思って、
「一つ聞いてもいいですか?I want to sanitary napkin.サニタリーナプキンがほしい、どこで買える?」
突然最悪な質問をしました。美術館関係ないし。美術館の質問したかったわ。
なんで最初の質問生理用品ほしいから場所を教えてやねん。
焦っていたので、もう、ほかの言葉が、ほとんど出てこない。
なにこいつ、変な奴来ちゃったよ…みたいな顔をされる。
「バスルーム、トイレで買えるよ」
「ノー、ちがう、えーーーと、うーーーー」
「何が問題なの?」
「ストアの場所をしりたい!」
「ストア?OK、彼が案内するわ」
隣の男の人も私が変人だと思っていたらしく、女の子とバトンタッチ。
あかん、男の人超はずかしい。と思いながら、まあもう買える店が分かればなんでもいい!と思っていたら
「あそこだよ」
それ美術館のお土産屋さんやないかーーーーーーーー!!!!!!!!
そのストアじゃねーーーー!!!!
「ノー!違うの!わたしのストア、あれじゃない、えーーーと」
「?ちょっと待ってね、日本語話せるスタッフが今日いるか確認する」
「ごめんなさい、ありがとう」
彼が、カウンター内にいる女の子に声をかけて、
「日本語話せる人今日誰かいるっけ?」
「あー彼は今日おやすみだわ」
「彼女(わたし)、日本人なんだけど、さっきからナプキンどこで買える?とかお土産屋さんどこ?とかいっててよくわかんないんだよね」
その間わたし、なんとか落ち着いてきてちゃんとした文章の英語がわかった。
発音悪いから、iPhoneにタイプしてそのカウンター内の女の人にみせる。
「I want to sanitary napkins,because suddenly became突然きちゃったから.」
たぶん、冠詞とかついてないから、完ぺきではないんだけど、これを見た彼女が
「oh,She has woman’s trouble.あ、彼女は女性の問題だわ、わかった、わたしが話すからいいよ」
と彼を遠ざけてくれる。
女神降臨!!!!!!!!!!
やっと察してくれる女の人に出会えたー!!
ウーマンズ トラブルっていうのかあ。
女性の問題、たぶん日本でいう「女の子の日」的な意味なんだと思われ。
「ありがとう、わたし英語下手で、ありがとう」
「いいのよ、ドラックストアの場所が知りたいのよね?」
「そうなの!!!!!男の人で恥ずかしくてI a ashame…、もう、ほんとに…ありがとう!」
「わかるわ、大丈夫よ」
こっちでもドラックストアっていうんだ~とか思いながら、もうやっと出会えた女神に感謝感激ですわ…。
そんで、彼女が「たぶんこの辺にはなくて、一番近いのは、、、ここかな」とネットで調べて店の名前と住所を書いてくれる。
Duane Readeというドラックストア。
「看板の色なに?what color…sign…?」たぶんサインでいいと思うんだよね、看板。
「OK,Show you.」ネットで調べて見せてあげる。
マジ女神。
わたしインターネット海外で使えないから、それをカメラで撮らせてもらう。
そしたら彼女が「ちょっと待ってて、すぐ戻る」といってどこかにいく。
はてな?と思いながら待ってたら、彼女が紙袋にタンポンとライナーを2つずついれ
て持ってきてくれた!!
「これ使って!」
「えええ!そんな、ノー!」
「いいのよいいのよ」
わたし安心と嬉しいので号泣。
「泣かなくていいのよ~~」
ハグしてくれる。
「お礼がしたい(泣きながら)」
「いいのよ大丈夫、トイレの場所わかる?連れっていってあげるわ」
「わかるよ!大丈夫!」
「いいわよ、ついてきて」
マジ女神。
トイレに行くには荷物チェックがあるから、それを省いてくれた。
もう、ほんとうれしい。
わたし号泣してるから、まわりのみんなが何事?みたいな顔でみてくる。恥ずかしいわー。
でもわたし、タンポン違和感半端なくて痛くて無理なのだよ…。
でも背に腹は変えられないからとりあえず、入れる。
だんだん生理痛でお腹も痛くなってつらいし、タンポン痛い…。
彼女とトイレに入るところで別れて、急いでタンポン使って、とにかく教えてもらった住所へ。
迷った。
やると思った。迷った。
誰か信頼できる、女の人。。。仕事中の人がいい…。
と思って駅にいって探してたら、女性警官が3人!!!!!!
きたーーーーー!!!!!
と思って、「一つ聞きたいんですが、、、、May I ask one?」
「うん、どうしたの?」
「I am visiter,わたし観光客で、、、その、、、I have woman’s trouble….女性の問題を持ってて。。。。その。。。。サニタリーナプキンがほしいの・・・お店。。。。」
女性警官、問題を抱えてるって私が言い出したからなにかと思って、すごい神妙な顔してたんだけど、サニタリーナプキンを買いたいから店、って言ってんだなということを理解してくれたあと、目をみひらいて
自分の股間を指さしながら
「Are you coming?!oh,no!」
きちゃったの!?かわいそうに!観光なのに!
「そうなの…ファーストタイムこの街初めてだからわからなくて…」
といいながら、こっちの人も「来ちゃった」っていうんだ…みたいなことを思っていた。
最初に話しかけた人が、ほかの女性警官に、
「ドラックストア、この辺に…ねえ、ドラックストアあったけ?彼女観光ではじめてきたのに生理来ちゃったんだって」
「Oh,I’m sorry…お気の毒に…」
リアルに「お気の毒に」って意味のアイムソーリー初めて聞いたわ…。
で彼女たちが、あ、あそこにある!って言って行き方を教えてくれる。
紙に書いてって言ったら、住所とストア名を書いてくれた。優しいねえ。
美術館で教えてもらった住所より近い同じストア名だった。
で、まあ、また迷うじゃん。夜だからストリート名もわかりにくいし。
でも今度はそのメモを男性に見せても、ドラックストア名しか書いてないから、道が聞けて、無事に到着。美術館の女神は丁寧にサニタリーナプキンとも書いてくれたから、なんか男の人に見せるのが抵抗あって…。
それで、お店の人に「Do you have サニタリーナプキン?」サニタリーナプキンおいてありますか?
って聞いたら、下のフロアにあるわよと言われ、探す。
そんで、これかな…?みたいなのを手に取ってお店の別の女の人に聞いた。
お店の女の人、箱をくるくる回して、中の見えるとこからちょっと確認して「あってるよ」といってくれる。
そこまで確認しないとわかんないくらい表示が不親切なのよ。
日本じゃありえないわな。ていうか店員が物体を手にもってすぐわかんないってなんだよ。
サニタリーナプキンってでっかく書いてくれよ!!!!!
でまあ無事に買って、ライオンキングはタンポンなしで観劇できた。
そのナプキンがこちらです。
◎ただの質のいいテッシュにしかみえない…。もしや、なにか間違えて買ったのか…?
わたしの発音が悪かったのか…?
確かに触り心地は生理用のナプキンなんだけど。
日本人が考える生理用ナプキンもあるようなんだが、もうとりあえずパンツが汚れなければなんでもいいからそれを使いました。
意外と量が調節できるし、便利なんだよね。
いくらだったか全く記憶ないけど。
そんで帰りの飛行機内で、大量に普通の生理用ナプキンみつけたので、3つパクりましたごめんなさい。
というわけで、女性にとってはわりと役に立つ話だったのではないでしょうか。
まあ、言葉が正しいかは怪しいですが、こんな感じでいえば、だいたい伝わります。
皆さんも突然の生理には十分お気をつけください。一個は持って行ったほうがいいなと学びました。
ライオンキング観劇の記事はこれから書きますね。
それではまた次の記事で。
ありがとうございました。
追記2016.1.17
兄夫婦とこの件について話していたら、初潮だと思われたんじゃないか疑惑です。
たしかに、わたし、見た目高校生以下に見えるだろうしな…。
それなら、お気の毒もわかるかも?
真相は謎です。