threenine39diary

I will to have My Wonderful Life!

シャネルの名言や生き方に感銘を受けた、男に生まれたかった女が、【シャネルといる生活】を通して、品格のある強い女になっていく39さんのブログです。たぶん。

051 way back to me!Chapter.3「Do you really understand?」

ただの日常といえばそれまでです。
Chapter.3「Do you really understand?」
ほんとにわかってんのか?
 
今回はライオンキング観劇の際におきた人たちとの会話です。
ライオンキング自体の話はまた別の記事で。
 
金曜日がわたしの滞在ラスト日。
どうしてもライオンキングが見たかった。
ディズニーアニメを見た時から大好きで、劇団四季の和訳とかほんと苦手で、もうブロードウェイに行ったら絶対みるリストに入れてました。
 
ただ金曜、土曜は、ニューヨーカーたちも休日前なので、とにかく人が多い。
そして売れるから、TKTSチケッツというディスカウントストアでなかなか売り出されない。
見れないのは絶対無理!とおもい、しゃーないので正規の値段で買いに行くことを決意。
 
値段をみてたら、まあとにかく高い。
2万くらいする。
まあしゃーない、と思って、
「今日みたいんだけど、英語下手だからゆっくり話してくれる?」と窓口の人にきく。
「えーと・・・この席とこの席があいてる、僕のおすすめはこの席だけど…高いよ、199ドル」
げ!と思いながら、じゃあその前の方の席にする!といったら
「(おい、ジャパニーズ、本当にわかってるのか?)99じゃないよ?100だよ?199ドルだよ?」
と紙に書いて値段を見せてくる。
 
わかってるわい!!こっちも清水の舞台から飛び降りるつもりの金だわい!!!
わたしが行ったときは、1ドルは122円くらいなので、24000円以上だね。
しぬ…。でも前から5列目の通路側、もう絶対いい席だわ。
 
「ほんとはノーだけど、イエスよ、買うわ。わたし明日日本に帰るから、みたいの」
って言ったら、あーなるほどねって笑ってくれた。
たぶん貧乏学生に見えたんだろうな。
 
まったく27歳っていっても信じてもらえない。
「君の英語、Goodだよ、最後の夜にライオンキングを選んでくれてありがとう、楽しんでね!」
と言ってくれた。
 
 優しいね。そんでこの後MoMA事件ね。ハードだったわ。
 
で、開場前に行列に並んでたら、おばあちゃん、この人お金持ちだろうなーみたいな品のいいおばあちゃんがわたしの前に一人で並んでた。
目が合って話しかけられる。
「長い列ねぇ」
「そうおもう、I think so,これが本当にライオンキングのラインだと願っているわI hope this Line is true…」
「あはは、ほんとね!あなた日本人?」
「そう日本人。英語下手なのよね、ごめなさい」
「そんなことないわ!あなたの英語とてもきれいよ!beautiful!」
きれいなんて言われたことなかったからマジでびっくり。
でも、goodっていわないあたりが、すごい育ちの良さを感じる。
わたしも今度外国の人に、あなたの日本語きれいよって言ってあげよう。
 
 
で、ライオンキングの席に座って飲んびりしてたら、隣におばさん?おばあちゃん?が座る。イメージ的には、メリル・ストリープ(女優)くらいの年齢かな。
この人も一人できてて、まあ、始まる前に、メール送って水飲んで、お菓子たべて、メール見てって手がいっぱいで忙しそうで、コートとか鞄とかガンガンひざから落ちて拾ってる。
 
なんかいい人そうだな~と思って、
「May I help you?なんか手伝いましょうか」っていったら爆笑されて
「大丈夫よ、あはは、わたし忙しなくって、あははありがとう」
「いや、忙しそうだったから…持ってようか?」
「ありがとう、ちょっとじゃあこれをお願い」
ペットボトルを預かる。
 
「あなたはどこの国からきたの?」
「日本よ、明日帰るから見に来た。英語下手なの、ごめんね」
「そんなことないわよ!あなたの英語はグッドよ!」
「ありがとう!うれしいわ!ライオンキングに興奮してるから昨日より下手になってるはずよ」
「いえ、ちゃんとわかるから大丈夫、すごいわ、わたし日本語はなせないもの」
「あはは、みんなそう言ってくれる~ありがとう」
「一人できたの?すごいわ。好きなのね、ライオンキング楽しみね」
 
ここで開幕。
 
「あ、あなたいつでもわたしの手を使えるからねYou can use my hand always.ok.」
「わあ、ありがとう」
 
舞台が始まる。
後ろの二階席にも演者がいるのに気づかない彼女。
「みてみて!look!look!」
彼女に後ろを指さして教えてあげる。
 
猿のキャラクターのラフィキが最初に出てきて、猿語を話してる。
彼女が私に「あれは英語じゃないわ、わたしもわからない」と教えてくれる。
 
「I know!It is funny!わかってる!おもしろいね」
といったら彼女安心した様子。
まじ優しいね。
 
ラフィキが、ばーーーーっと猿語を話した後「Do you understand?おまえたちわかったか?」
っていうから爆笑。
 
通路を象とかが通るたびに
「わたし、さわれちゃうわ!I can touch!!!」
「さわっちゃいなよ!」
「いやいやいや、あはは」みたいな、もうほんとに友達になった。
 
幕間の休憩時間に、「あなたの服かわいいわね、好きだわ」とか言ってくれて、安いギャップかなんかのセーターきてたからうれしかった。
そしたら知らないうちに彼女が日本語と英語を変えてくるアプリ(Appsアップス)をダウンロードしてくれる。
 
「これで話せる?」
「わ、ありがとう!でもそれキーボードに日本語入れなきゃいけないのよ」
「Oh,no!わたしわからないわ!」
わたしはキーボードに日本語追加してあげられるんだけど、追加したらこの人直せないだろうからかわいそうだなーと思って、わたしのiPhoneだそうとしたら、始まる時間になっちゃった。
 
ていうかわたしと話すためにアプリ落としてくれるとかいい人やなーそんなに気に入ってくれたん?
 
で最後まで感動を共有。
 
閉幕のあと、「もっとお話ししたいからメールをくれる?」と名刺を出してくれる彼女。
「カレンよ、Nice to meet you.」
握手してくれる。
 
「日本に帰るからメールするの遅くなるだろうけど、送るね!ありがとう!」
 
と言ってバイバイ。
私は日本語でさようならって言ってあげた。ジャパニーズでバイバイだよって言ったら、がんばっていってくれた。
 
この日もたくさんの人と話して口つかれたわー。
 
ではまたつぎの記事で。
ごきげんよう。