048 Way back to me!chapter.1
ただの日常といえばそれまでです。
chapter.1
バーであったイケメンが、やっぱりイケメンすぎて、ある意味死にかけた事件
◎最初にバーであったイケメン、ランチに誘ってくれました。
◎ホテルのロビーで待ってるから、近くに来たら降りてくから教えてってメールしたのに、
ロビーに彼現る。
イケメンか!?
2nd floorのロビーまで登ってきてくれたよ…。(イギリスは二階が1stファースト、アメリカは二階が2ndセカンド、らしいね、よく知らんけど)
わたしがメールで、2ndfloorにいるねーって送ったらちゃんと彼二階に来てくれたから、アメリカでは通じたようす。
◎彼はわたしのホテルの近くで仕事をしていて、この辺はとってもいいところだよ!と色んなことを教えてくれました。
ホテルの紹介はまた別記事に書きます。
◎彼の顔が好きすぎて、興奮でもっとうまく話せるはずなのに、全然言葉が出てこなくなるわたし。
まじで、うまくなったねー!って言って欲しかったのに、全く成長してないみたいーーーっ!
それでも「ちょっと変だけど悪くないよ」って言ってくれる彼。
あ、ちょっと変なんだ…と若干傷つきつつも、本当のことを言ってくれるってすげー良い人だよね!!
買い物するときとか、
話し出す前に「hi」笑顔でまず挨拶。
そして「My English is no good.sorry 」わたしの英語うまくないの、ごめんねー、
って言ってから話し出すのよ。
この辺でみんなジャパニーズだって気づくみたい?
たぶんだけど。
わたしが、これ言わないで道を聞いた人は、ほとんどの人が「お前チャイニーズ?ジャパニーズ?」ってきいてきた。
わたしの顔はコリアンには見えない様子?
それともチャイニーズとジャパニーズが多いだけ?
◎そんでまぁ、
「Can I have(buy) one tiket?」
わたしは一枚チケット買えますか?くらいは言えるじゃん?
あ、本当に英語初歩のころは
「プリーズ、レミゼラブル…?」
みたいなことしかたぶん言えてないんだけど、なんか覚えた。
みんなこう言ってたから。
丁寧なんだって。
さらに丁寧にしたければ
「Could you have〜?」
can、できる?を過去形couldにすると良いそうです。
イメージ的には、「過去は、今から時間的な距離を表すので、今それを言うことで物理的な距離を表す、つまり日本でいう敬語」みたいなことみたい。
わたしもよく知らんけど。
◎で、まぁこんな感じで話してると、
「いやー君の英語全然オッケーだよ!グッドより上だよ、ベターだよ!」みたいな。
◎あ、ちょっと疑問なんだけど、
ベター
better
って、goodの比較級じゃん?
ランク的に言えば
Perfect 完璧!!!を1番上としたら
greatすごい!!
better前より良い!
goodええやん、
nice良い感じ〜
みたいな順番らしく、
なんかナイスが1番下ってのが全然理解できないんだよね…。
あなたの英語ナイスよ!の方が褒められてる気がする。。
だから最初、あなたの英語ベターよ!
って言われた時、
うん???
ベター???無難????
みたいな、褒められてる気がしなくて、変な顔してしまって、goodより上よ!と言われ!
えええ!ありがとーー!みたいな。
ベターって褒められてる気がしないのはわたしだけかね〜?
◎まぁええわ、和製英語な感じなんだろな。変なのたくさんあるからな。
◎イケメンの話に戻すわ。
イケメンと話す時、まじ緊張してうまく話せないわたし。
とにかく
「日本人はあんまり目を合わせて会話しないから恥ずかしくて、I a shame...
あとあなたカッコ良いcoolだから、わたし恥ずかしくて、ごめんね、」
って言ったら
「え!?目を見ないの!?知らなかった、ごめんよ、見ないほうがいい?」
おまえ相変わらずイケメンやなーー!!
「いいの!わたしが悪いの!見たいんだけど、あなたcoolで、ごめん!わたしが悪いの!がんばるわ!」
見つめ合う。
スマイル。
やめてーーーーー!!!!
殺す気かーーーーー!!!!!
◎「日本人は舌をこんなにUPしたりDOWNしたり、リップ、マウスをこんなに使わないのよ」
「えええ!?どうやって喋ってるの!???」
「(ボソボソ喋るって、英語でなんかあんのかなぁ…なんか映画で言ってたけどわすれたな…)あ、じゃあ今からジャパニーズ話すね!」
日本語で適当に挨拶とか、わたしの名前は〜とか話す。
彼の目が点。
「Wow....びっくりだよ…」
あーもーキュートなんだからーー!!!
日本人って、喉だけで話すでしょ?
だから、英語の発音が日本人にはめちゃ難しいんだよー。
日本人はほぼ同じ音しか使わないのよ。
ヘリコプター、って言うけど、
英語は
へぇえりこっぷたぁぁー!
でしょ?アクセントとかイントネーションが英語より少ないから、大変なんだ〜。
「僕には舌を使わないほうが難しいよ…。wow…」
だよね。
驚いてる彼すら可愛すぎて死にそうだよわたしは…。
◎「あなたに言いたいことたくさんあるのに、英単語しらない、わたしが知ってるのがa little bit ちょっとだから…もっと話したいからプラクティス!練習するね!」
「じゃあ僕も色々教えてあげるね〜」
イケメンか!!!!
◎店員さんが間違えて注文通してしまった料理がきて、彼がこれ頼んでないんだ、っていって下げられてしまう。
「あ…おいしそうね…あれも…」
「え!?食べたい!?」
「あ、いや、ノー……ごめん、イエス!!」
下げられたものを戻してもらうために走ってくれる彼。
ひーーーごめんーーー
遠くから「彼女が食べたいらしいから持ってきて!」と聞こえる…恥ずかしい…
パクパク食べるわたし。
まじうまい。
あ、あとここの店員さんがさぁ、まじ、すごいなんだろう、
あの映画とかでよく見る、肘を曲げて体を指をウェーブさせながら、「で…さぁ…なんにしますぅ…?」みたいな…。
あー文章伝わんねー!
わたしに会える人にはモノマネしながら伝えるわ。
◎ランチ初めてなのーって話してたら、
ハテナ?(僕とはバーであったのに、なんでランチレストラン初めてなの?)みたいな感じの顔してたから、
あー、、、と思って、
なんかお金の話になっちゃうんだけど…
「わたしお金ないのよ。演劇が全部好きなんだけど、
エクスペンシブ
(お金を表すジェスチャーしながら。親指と人差し指をスリスリする、たぶんお札を数える動作の簡略化かと思われる、知らんけど)
高価だから、ご飯を我慢してる、ハングリーなの…あ!あはは、考えたら昨日なんも食べてなかった!!」
「ええええ!?なんで!?!マックからメールくれたじゃん!」
「迷子になったから、フリーのネットワークがいるからマックドナルド行っただけで、いい匂いだな〜と思いながら我慢したよ」
「ええ…そんな…まさかそんな…や、安いお店知ってるよ!あと3ドルのタコスとか…」
呆然ってこういう顔なんだな〜
優しいなーこの人ほんとに…
「演劇のが食べることよりわたしには大事なのよ、それと、ランチタイムは人と話せないでしょ、だからバーに行くお金は残してるの、だから、3ドルのタコスより、5ドルのビールを飲みに行きたいの。
だからランチ嬉しい!」
と、わたしはランチが嬉しいことと、バーに行く理由をいっただけのつもりだったが、
◎これからアメリカンカルチャーを目の当たりにするとは思ってもいなかった…
「ねぇ、飛行機代いくら?」
計算めんどいから、
紙に
¥150000 over
$1≒¥122だいたい1ドル今122円。
まぁ正直、両替の手数料も取られたので、125円近いかな、わたしにとっては。
って書いて渡す。
がっつきながら、彼が電卓の計算を見せてくれる、
「まじで!?この計算あってる!?」
「あー、そんなもんだね。ホテル代もそのくらい、ね、だからわたしビンボー!わかったでしょ、あはは、でも心配しないで、ドントウォーリー、水でセーブ マイ ライフ 水がわたしの命守ってる、あはは」
彼が何やら真剣な面持ちになり、人差し指を立てる。
彼がいつも、そうするときは
"ちょっと待ってて!書くから、または調べてみる"
って合図なので、何してんのかなー?と思いながら、バクバク食べる。
「look!」
「ya!」
グーグルの和訳機能で、文を作ってくれたらしい。
翻訳下手くそで、結局英語みてだいたいわかる。
"あなたはもっと食べるべき!"
「あはは、I think so!That's right!!そのとおりね!but....」
でもね、って言いかけた時、また人差し指を立てる彼がまた何やら文章打ってるから、
バクバク食べるわたし。
「みて!」
「はいはい、(なにかなぁ〜?わくわく)」
"だから僕は食べるためのお金をあなたに渡す"
な
ん
だ
っ
て
?
わたしマジで理解できなかったわ。
なんか変な和訳か!?いや、英語の意味もそうだ!!え!?なに!?なにいってんの!???
「NO!!!わたしホームレスじゃないのよ、大丈夫よ!」
「いや、もらってほしい」
という押し問答がしばらく続く。
まぁあまりに押してくるので、まぁ、$5とかかなぁ〜みたいなテンションで、「ありがとう〜、嬉しいわ〜でもホームレスじゃないのよ笑?」
「わかってる、わかってるよ!笑」
もうこの人なんなんマジで〜。
アメリカンカルチャー、ショックでかすぎだわー。
たしかにホームレスとかが、お金くれ、って叫んでるとお金みんな$1とか渡してるもんなー、すげーカルチャーだなー、と思いながら、まぁランチを楽しむ。
「残りはテイクアウト、テイクオフできるから、今日の夜に食べなね。僕の食べかけ、いる?いらない?」
「 い る 」
◎お会計のときに、彼がこそっと財布からお金を出して手に隠して渡してくれる。
机の下で、
あれ?2枚もあるな…5ドル札2枚とかかな…?
と確認するわたし。
え、これ、
$10札…1200円…
「Oh....!?」
また10...!?
「NO!!!!!!」
三枚目、
最後に20ドル札、計 $50、6000円以上
「too much!!!!多過ぎる!!!」
「お願いだから返さないで。使って」
わたしもうびっくりと嬉しいのと情けないのと、色々ごちゃごちゃになって、
涙があふれてしまい…。
レストランで号泣。
彼が困った笑顔でテーブルナプキンを渡してくれて、
「スマーイル、笑ってー!It's my プレジャー(pleasure)君の笑顔が、ぼくの喜びだよ」
もっと泣いちゃうからやめてーーー!!!!!!!!!!!
◎皆様おわかり頂けましたか、彼のイケメン具合が。
ちなみに彼にはボーイとガールという2人のキッズがいます。
待ち受けにしてるし、送り迎えもしてるっつーし、もういい人すぎ…
この人のハグはすごい紳士的なの!!!
がっつり触らないの。
そっ、ふわっ、みたいな。
優しい…。
奥さんのことは別に聞かなかった。知らんし。写真見せられて綺麗な人なら落ち込むし、別れたとか死んだとか言われても言葉がわからないから、うまくフォローできないし。
もっと英語がうまくなって、また会えたら聞くことにするわ〜。
◎あーいやぁー、もうイケメンだよな〜。
「ねぇ、あれたぶん日本人の女の人じゃない?」
「んー?あ、あの人はチャイニーズだよ」
「なんだ、じゃあ君は日本語で話せないのか、残念、ごめんね、見分けつかなくて」
え、わたしが日本語のが楽だから日本人っぽいなってことを報告してくれたん????
もう大好きだよ…。
彼とはまたランチしたので、その記事もまた書きますわ。
◎人生観変わるわぁ〜。