threenine39diary

I will to have My Wonderful Life!

シャネルの名言や生き方に感銘を受けた、男に生まれたかった女が、【シャネルといる生活】を通して、品格のある強い女になっていく39さんのブログです。たぶん。

059 Chapter.5 ロスト ヒム!ロストアゲイン!

ただの日常といえばそれまでです。

Chapter.5 ロスト ヒム!ロストアゲイン!
 
さて、最初に会ったイケメンにメールをしました。
 
あけましておめでとう!
あなたが教えてくれたカラオケに行きたいな。
今日、またバーに行くよ!たぶん4:30pm。
ジョーにも会いたいし、あなたに会えるかな?
 
みたいな。前に女の人が教えてくれたジョーの働いてる曜日だったんです。
返事は
 
僕は5:30くらいまでしかいられないんだけど、
バーに行くね!
I will do to the bar.
I can only stay an hour though,because I have to be home at 5:30.
But maybe later we can meet for karaoke.
 
See you soon.
 
と。
おわかりですか、彼が1時間しかいられないけど、会いに来てくれるという、わたしの喜びが!
イケメンがわたしのために・・・。
 
わたしはこの日、日本の友達のためにかわいい文房具を買いに行っていたのですね。
その文房具屋さんの番地が大好きな数字の39で、また
そこで彼の名前のストリートを見つけてテンション上がりまくりですよ。
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文房具屋さん、許可もらった写真。
 
はー早く彼に会いたいな~とおもって、バーに向かいました。
 
みなさん、もうわかりますね?
 
迷子になりました。
 
もうほんとに道がぐちゃぐちゃなのよ!!
わたしのホテルはバウリーというストリートにあったのですが、
ソーホーやノータリーという地区で、チャイナタウンと近いんですが、タイムズスクエアの方は、京都のように、縦と横の通りで、数字の名前のストリートばっかりなので、まだわかりやすいのが、
ここは全部名前!!!
エリザベスストリートとかヒューストンストリートとか、プリンスストリートとか!
しかも斜めになってて、ほかの通りと交差したとこから突然ストリート名が変わるんです!!!
 
覚えられるわけない。
ただでさえわたし方向音痴なのに!
 
というわけで迷っているうちに、あっという間に4時半。
わたしは海外でネット使えないので、マックかスタバでイケメンにメールをしなくてはとめっちゃ焦っていました。
 
そして5時。
マックきたーーーーー!
 
彼からのメールをチェック。
マックのにおいが空腹をどつきます。
でも今日はバーに行くからお金が使えない。バーで飲むビール、バドワイザー$5のために、大好きなフィレオフィッシュセット$9は我慢なのです。そう、貧乏だから。まあ、一番安い酒がなにかきくのなんかいやだったから、バドワイザーにしちゃっただけで、アルコールありゃなんでもいんだけどね。
 
あ、ニューヨークのマックやスタバは、そこで買わなくても居座れます。
みんなそうしてるよーと、オペラで出会ったアメリカ在住の日本人さまが教えてくれました。
 
 
おーい、僕はもうバーにいるよ~
 
と彼から4時ごろにメールが!!!!!!
 
なんてこっちゃ!
急いでメール。
I am lost now!
迷子になった!ごめんね、ここがどこかわからない…。
マックにいるんだけど、近くに、○○ってなまえの地下鉄の駅がある…。
 
すぐに彼から返信。
 
Are you safe?
大丈夫?
という言葉とともに、わたしの居場所からバーへの道を調べた画像をメールでくれる。
 
どこまでイケメンなのこの人?
 
マイヒーロー!!!!って返信したよね。
 
でも、そこからバーへは歩いて20分かかるらしく…。
彼に迷惑メールなみに、
 
ごめんね、いけなさそう、頑張るけど、
あなたは5:30には帰るんだよね?
今日会えないのね…
わたしは私を悲しくしたわ…
I make me sad…
あなたを失いたくない~
 
ってことをたくさんメールしたら
 
 
今日はやめて、明日ランチはどう?
疲れたでしょ?
 
もうこのイケメンなんなんだーーーーー!
もちろんオッケーよ!
 
そのあと彼に教えてもらった道を頼りにぼろぼろになりながら、
無事バーに到着。
扉を開けたらジョーが「またきてくれたのー!?」と出迎えてくれる。
 
「ジョー!覚えててくれたのー?!また迷子になっちゃって…喉乾いた…」
「何か飲む?バドワイザー?」
「イエス!!!」
 
ジョーが私が前にバドワイザー頼んだこと覚えててくれたよ~!
さすがだよね、客商売の人は…単純にうれしいわ。
 
で、白人おじさんと黒人おねえさんの間に座って突っ伏す。
「疲れた、ほんとに…I’m so tired…really…」
「大丈夫?ほらバドワイザーだよー、あとピーナッツ食べなー」
ジョーがバドワイザーをまたグラスに注いでくれる。
いや、瓶のままでいいんだけど、まあ、ジャパニーズスタイルしてくれるんだもんな、まあいいや。
 
まこのファニーガイが突然の無茶ぶりで、隣のおじさんに、
「彼女は日本から初めての海外旅行で一人できたんだよ!で、先週きてくれて会ったんだ、彼女はすぐ日本に帰っちゃうんだ、えーと、土曜だっけ?」
「いえす」
「ねえ、彼女と乾杯してあげて!チアーズ!!」
 
もうわたしヘロヘロすぎて、イエスすらうまく言えない。
でおじさんが「へー日本からね~」といいながら、わたしと乾杯してくれる。
 
わたしとにかくごくごく飲む。
なんでもうまい。
異国で迷子ってまじ緊張して死にそうだよ。夜だから見る人みんな悪者に見えるあの心理。
 
知ってる人に会えて安心だわ…。
 
「ジョー、イケメン、いたでしょ?」
「え?あ、彼?あ!さっき1時間前に帰ったよ!?」
「会う約束してたのよー、でも私が迷子になっちゃって」
「わー、それは残念!あーでも、彼は君にとってすごく年上だよ?悪い男だから気を付けて!!わっはっは」
悪い男ってのはジョークだったんだけど、わたし疲れ切ってて、
え?まじで?ってめっちゃ不安になっちゃって、
でももう日本語すらうまく話せないくらい疲れてるから
iPhoneにタップ、打ち込んでジョーに言葉を伝えようとした。
 
しかし、ジョーに「文字小さくて読めないよー」といわれ、
老眼か!!!!とおもって、フォントサイズを大きくしようと設定をいじるものの、全然わからん。
どこだっけ?と思っていたら、となりの黒人のおねえさんがiPhoneつかってる!!
 
「一つ聞いてもいい??May I ask one?」
もうワン クエスション?すらめんどくて、ワン?しかいえないわたし。
 
「これのフォントサイズってどうやって変えるんだっけ?」
「え、ズーム?」
指で画面を広げる動作をするおねえさん。
「あ、違うの、サイズ。。。たぶん設定なんだけど、しってる?」
「あーーー、あるよね。。。うーん、どこだっけ?」
 
と二人であーだこーだやってると、わたし自己解決。
「ぎゃー!わかった!これだ!!ありがとう!!!」
「あはは、そこだ~私何もしてないわよ、あはは」
 
とやっと質問を打ち込んで、ジョーにきく。
 
ねえ、ジョー、あなたイケメンが「悪い人間だから気をつけな」ってわたしにいった?
Yes or No,please!
Sorry,I’m so tired…
イエスかノーでお願い!疲れてて、ごめん。
 
 
ジョーは私が英語下手なの知ってるのでこれで通じる。
 
「あー!ちがうよ!ジョーク!彼はいいやつだよ!good parson!」
 
一安心だわ…。
そう地図を送ってくれる人が悪い人間なわけないとは思いつつ、
実際どうゆう人かわからないから、マジドキドキしたわ。
 
このあとまたジョーに助けてもらうんだけど、また別記事で書きます~。
ではごきげんよう。